
バイクショップで働く楽しさや大変さなど座談会1
2025年04月01日 00:46
一緒にあそびませんか?メリリモート
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聞き手:柴田奈緒美
今回は、バイクショップで働く女性スタッフさんに
バイクショップで働く楽しさや大変さなど座談会と言う形でお話をして頂きました。
柴田:今日はお忙しいところありがとうございます。
田村:仕事以外で会う機会がないからめっちゃ楽しみにしてました。
横田: うんうん私もです!!
田村: バイクに乗る女性として、 あんな風になりたいなというスタイルだったりおしゃれでありたいなと思っていて、
バイクに乗らないときでもおしゃれでありたいなと思っているんですが
今日の実咲ちゃんの服装はまさにそれ!! バイクに乗らないときの女性らしさも大事よね~
ー一同うなずく
横田: 今日はバイクに乗らないしギャップを意識してきました(笑)。
●お二人のお互いの印象は?
田村: 自分にはないものを持っている人。 年下だけど魅力的ですよね。行動力とか、実践力とか。
以前仕事でわからないことがあって実咲ちゃんに相談したんです。
わかりやすく答えてくれて助かりました~ 私も子供にも分かるように説明したいです!!
横田: 田村さんとはカワサキの試乗会で初めてお会いしたのですが、
その時に
「ナベさんところに入ったメカニックさんだよねーーー?」
とものすごい勢いで声をかけてくれて(笑)
とにかく明るくて、周りを笑顔にさせてくれる方ですね。
右も左もわからないなかで、スッと入り込んできてくれて、安心感を与えてくれる方だと思います。
●バイクの免許をとったきっかけ
田村:バイクはずっと好きでしたがバイクも車も免許を取ることを諦めていました。
漫画「バリバリ伝説」も見ていましたし、10代で免許を取りたいと思いバイク雑誌を見ていましたが
母の大反対であきらめていました。 その後結婚して普通に子育てをし普通の主婦をしていました。
-ご主人の一言で転機が
田村:家事で忙しくしていた時に 車も趣味だった夫が「免許取りたい」って言ってきたんです。
でも洗濯物干してた時だと思うんですけど 忙しすぎて適当に返事したら
いつの間にか夫が普通自動二輪の免許を取得してきました。
そしたら夫が 「一人で免許をとってもしょうがない。免許取る?」
と、言われ私もバイクの免許を取ることになりました。
子育ても落ち着いたころに家を買い43歳の時に車の免許を取り慣れてきたところで 夫が普通自動二輪の免許を取得。
子供も手を離れたし、普段バスケットで体を動かしていたので年齢は気になりませんでした。
ーと、46歳の時に普通自動二輪の免許を取得した田村さん。
田村:教習所ではCB400の引き起こしができませんでした。でも免許生活はとても楽しかったです。
横田:免許は18歳で普通自動二輪、19歳で大型二輪を取得。
小学生のころみていたGTOの反町隆史さんが好きだったんです。
かっこいいあの人が乗っているバイク。
その姿を見て初めて「バイクってっかっこいい~」と、思った瞬間でした。
18歳で車の教習に通っていたら、バイクの教習をしているのを見て 車の後はバイクの免許を取りに通う!!と、
次は普通自動二輪の教習へ。
母に免許を取ることを伝えると
「私も取りたかった一緒に行く!!」
と、母も教習所に入り免許を取りました。
柴田:ママすごい!!
横田:二人が教習所に通っていることを知った兄は
「なに二人でかっこいいことしてるの!俺も取ろう」って
兄も免許を取りました。
柴田:え~~~っ!お兄ちゃんも!? いいご家族!!
横田:教習所がめっちゃ楽しくてすぐに終わってしまい その後また大型二輪の教習に行きました。
横田:母と兄と3人でツーリングも行きました。 でもその1回だけになっているのでまた行きたいなと思います。
●ショップスタッフになったきっかけ
ーこれまではパートやアルバイトをしていたという田村さんの職歴は
デパート系スーパーマーケット→スーパーでパート→8か月ほどバイク用品の量販店でのアルバイト。
田村: パート時代も職場に恵まれていていい人たちとお仕事出来ました。
そして今度は乗り物にかかわる仕事がしたいと正社員の仕事を探すことに。
バイクに乗っているし、量販店でアルバイトの経験が生かせると思いショップスタッフになろうと思いました。
海外メーカーのショップや、教習所もその選択肢の一つでした。
その就職活動中にとある面接で「前後1か月で大型二輪の免許をとれますか?」 と、聞かれ大型二輪免許をとることに。
ー大型二輪の教習では苦労されたこともあったそう
田村:「調子に乗っているのがバレました・・・」
普通自動二輪をとりZ250 Ninja250 Ninja250SLと乗り継いでいて
自分では乗れている、うまいと思っていて 「大型二輪もよゆう~」 と思っていたのが先生にバレマシタ。
ある日クランクに連れて行かれ先生のスピードについて行けず失敗。
それで頭が冷えました。
それと同時に狭いところに恐怖感が。
肩に力が入りクランクは何十回も失敗しました。
就職活動中に勢いで取りますと言って教習所へ通い大型二輪免許を取得したものの、
免許取得を言われた会社ではなく、 採用されたのが現在の職場。
今は カワサキプラザですが当時モトプラザカワサキというバイクショップでした。
女性スタッフの採用は初めてのことだそうです。
今思うと人生の経験もそれなりにってある年齢だったのもよかったのかな
会長が女性なのでそれも良かったのかなと思います。
勤め始めて2019年の11月で3年になります。
横田:私はショップスタッフになる前は事務職で8年勤めていました。
「 安定・座れる・夏は涼しい」仕事がよかったんです。
安パイが好きでした(笑)
あるときから転職したい。手に職が欲しい。
と、思い始めて歳を重ねるごとにだんだん腰が重くなると思い
次の仕事が決まる前に退職届を出しました。
そこから自分が何がしたいのか自問自答していたとき
とあるテレビ番組でお客さんを笑顔にできる仕事の特集番組が放送されていました。
それを見て人を笑顔にできる仕事ってすごいなと思いました。
そこでバイクの業界ってどうだろう?
好きなことを仕事にすることは考えていませんでしたが
乗ることが好きだったバイクの仕事に興味を持ちました。
バイクに乗るのは好き!
でも車種やパーツの名前も全然知らない。
好きなことに変わりわないけれど、お客様の方が知識が豊富なことへの不安もありました。
1人でも多くのライダーに安心してオートバイにまたがってい頂けるように
仕組みを理解して様々な業務を通してお客様を笑顔にしたいとこの業界への転職を決意しました。
スキルも知識もない中、お客さんに伝えられるように整備も販売も両方できるところを探していたところ
今の職場であるバイクショップナベに出会いました。
面接に行った日 社長の第一声は「やっぱり女の子でしたか!!」でした。
「ミサキ」って名前の男の子か女の子かどっちかなと思っていたそう。
女性を雇ったことがないからちょっと検討してみるとのこと。
兄が二人いるので男の中で育ったので男みたいに扱ってください。
と、社長に伝えましたが
面接には数名来ていたらしくダメかな・・と思っていたら 採用に!!
祖母には「重いもの持ったりつらいよ」って反対されるのがわかっていたので事後報告でした汗。
横田:ショップスタッフになって驚いたのは お店に来るお客様の安全意識の高さ。
夏でもプロテクター、ブーツしっかり履いていた。
というのも、かつては原付に乗っていたのでカジュアルな服装ばかりでした。
今では肌を露出しての運転はできなくなりました。と言うよりしたくないですね。
●所有バイクについて
田村: Z250(自分のバイク)→夫のお下がりのNinja250→夫のお下がりのNinja250SL→ZX-10R
4年で4台のバイクを乗り継ぎました。
Ninjaに乗っていたころからZX-10Rに憧れていたのですが乗れるわけない、無理だと思っていました。
柴田:それが今や10R乗りに!?
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